老健施設入所後の母

土曜日、そして、昨日月曜日、荷物を持って老健施設入所中の母のもとを訪ねました。
明るくて広々したリビングルームをとり囲むように部屋が配置されています。
入所者は、好きな時にそのリビング・ダイニングルーム(コーナー)に集まって、お喋りしたりしています。
母も自室ではなくこのリビングに居ました。
前日の土曜日は、とても暖かな一日でした。入所時に持ちこんだパジャマや普段着が冬用のものが多かったので
薄手の衣類をもってこなければと・・すぐ買いに走り、暖かくなる日に備えました。
肌着やその他、洗濯し易い衣服を何点か買い込んできました。

チェストの中を整理しながら、母に施設での生活の感想をきいてみました。
想像していた通りでした。、やはり母は楽しそうです。
人と話すのが好きで、じっと一人で居られない人ですから、入所者や施設職員さんたちとお話しできる生活は母に合っているようです。

帰ろうとしたとき、・・アリガトウ!
普段、自宅にいるときは、「ありがとう」という言葉を私にむかっては言ったことがありません。母が汚したおトイレをせっせとお掃除していても、骨折後の介護で動き回っていても・・、怒りだすことはあっても・・・。
一言も「ごめんなさい」と私にはいいません。私が涙ながらに訴えたときでも自分がやったことに素直に謝ることをしません、そして、自分の落ち度・失敗は、すぐ忘れてしまっています。人の心を傷つけたり、哀しませたという自覚がないからでしょうか、同じことを繰り返します・・。家族、生前の父にもですが、・・謝るということがなかった・・。必ず何かいいかえして・・私は、そんな母を観ながら、どうして素直にゴメンナサイが言えないんだろう・・そう思ってきたものです。
その母が、・・不思議です(笑)!
ああ!お客さんになってるのだわ・・よそ行きの母なんだ・・。
よきお母さん・・・を演じてるのかも知れない・・。

そうそう、作家・佐野洋子さんのお母さん、シズ子さんが、母と同じように施設に入られてましたね。すると、それまで、アリガトウを言うことがなかったシズコさんが洋子さんに「アリガトウ」を言うようになったという。
その著「シズ子さん」の中にあったのを思い出しました。

ただ、・・シズコさんと母の心の中は、違うのです。残念ですが・・・。
姉にそんな話をすると、「外の人に、よい母娘を演じてるんだね、シズコさんとは違うんじゃない・・」同じように嘆きの声が、電話口で・・。

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